こんにちは 三重県松阪市 スピリチュアルカウンセリング 黒沢です。

ここ数年コロナ禍から激増しているご相談

・いじめられているわけではないのに学校に行けない
・友達と合わない等何となく親にとっては納得いかないような理由を言う
・学校に行くと極度に疲れて帰ってくる
・学校に行く意味がないと言っている
・急に朝起きられなくなった

おおよそこんな内容なのですが、小学生・中学生を持つ親御さんからすると…自分たちが学生の頃には不登校の子というのは一握りで、何だか特殊な存在だったようなイメージではないかと思います。

まさかわが子が学校に行かない…となった時に

学校行かなくてどうするの!?
ろくな大人にならないんじゃないか
勉強どうするの!?
朝起きれないなんて人としてどうなの!?
家に居て日中何するのよ…

第一声はこんな感じの反応が多いように思います。


お子さんによって解決法が違うため、ここで細かいことを書けないのが心苦しいですが

絶対にしてほしくないことがあります。

・何とか学校に行かせようと躍起になること
(学校に行けても問題が解決するわけではありません)
・あなたならできるとか期待をかけること
・叱咤激励すること(逆効果です)
・お子さんに内緒で学校と口裏合わせをすること

社会の一員として生きていくために、基礎をつくるはずの学校が…現代は子供を苦しめる場所になりつつあるのです。

しかも学校に行けない子の親御さんは、行けなくなってすぐはとにかく学校に行かないのは異常で行くことが正しいと思っているケースが多く、何とかして短時間でも学校に行かせようとする傾向があるように感じます。

これがまた子供にプレッシャーを与えて逆効果なのです。

四半世紀以上前と変わらないシステム…おかしいところがたくさんあります。

大人になったら仕事も関わる人もある程度選択できるようになりますよね。

しかし子供たちは住む地域で振り分けられた、玉石混交状態の学校に無条件に放り込まれます。

学力、性格、能力、なーんにも関係なく、です。

大人の私たちが同じように扱われたら、地獄だと想像できると思います。

高校からはまだしも、小学校中学校は本当に大変。

決められた小中学校に行くしか選択肢がない世の中なのが辛いですが、今後はフリースクール等学校以外の選択肢が増えていくと思います。

学校に行けない子も、実は学校に行くことが目的ではなく、将来大人になった時に自分の食い扶持を自分でどうにかしていけるようになることが目的なはずです。

自分の責任で自分の生活を成り立たせることができれば良いわけです。

そのための学校のはずが今、きちんと機能していない。

だからこそ学校に行けない子は、家庭でのサポートやケアがとても重要になります。

学校に行かなくとも、親が自分の味方で自分は尊重されているんだという信頼関係があれば、将来きちんと羽ばたいていけるようになります。

朝起きられない子が、病院にかかって「気持ちの問題」「気の持ちようだ」「気持ちがたるんでいる」と咤激励された例はたくさんあります。

本当にわが子がたるんでいるから朝起きられないのか?など、近くで見ている親は一番わかるはずです。

どれだけ医者でも、わが子を傷つける人とは関わらないのが賢明です。

病院の先生がああ言ってるんだから、ではなくわが子の言うことを第一に聞いてあげてください。

また、朝起きられない子は「起立性調節障害」の可能性も考えられますが、残念なことに新しい知識がない古い考えの小児科医が居るのも事実。

傷つく言葉をかけられたお子さんを何人も拝見しました。

起立性調節障害であれば、なまけているとか厳しく叱ればどうにかなるとかそういう問題ではありません。

朝は身体が鉛のように重く動かないのです。

厄介なことに起立性調節障害には特効薬というものが無く、生活習慣の改善と身体の成長が落ち着くのを待つしかないのも事実。(血圧をあげる薬というのもありますが、あまり良い予後を聞きません)

私は医者でも薬剤師でもないので専門的にどうということは言えませんが、漢方で効果が出た方を多数拝見しています。

学校に行かせることが目的のお話はできないかもしれませんが、将来安心して社会に羽ばたいていってもらうために今親として何をすればよいかのお話はおまかせください。

学校に行けなくても、朝起きれなくても、人と同じことができなくても、ちゃんとあなたのお子さんに合った道があります。

時間がたって振り返った時、あ~!あの不登校はここに至るために必要だった!!と確信できるようになりますよ。

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